シルクはなぜ髪にいいの?ーシュシュから始まるシルク体験ー

髪を結ぶという、毎日の動作.

髪を結ぶ、ほどく。
私たちが日常的に繰り返しているこの動作は、実は髪にとって大きな影響を持っています。

毛髪研究の分野では、日常的な物理的刺激の積み重ねが、キューティクルの損傷や手触りの変化につながることが知られています。特別なことをしなくても、毎日の習慣そのものが髪の状態を左右しているのです。

 

最近、シルクは髪にいいとよく聞くようになりました。
なぜシルクは髪にいいと言われるのでしょうか?

その理由は、大きく分けて3つあります。

理由①|髪との摩擦が少ない

髪のダメージ要因として、「摩擦」があります。
結ぶ、ほどく、動く。そのたびに、髪と素材がこすれ合い、この刺激が少しずつキューティクルを乱していきます。

素材ごとの比較では、シルクは一般的な布素材に比べて、髪との摩擦が少ない傾向が示されています。表面がなめらかなため、髪が引っかかりにくく、不要な力がかかりにくいのです。

摩擦が少ない状態が保たれることで、キューティクルの剥がれや浮き上がりが起こりにくくなり、手触りやツヤの低下を防ぐことにつながります。

理由②|髪の水分バランスを乱しにくい

髪の状態は、水分量とも深く関係しています。
乾燥しすぎると、広がりやすくなり、切れ毛や絡まりも起こりやすくなります。

シルクは、吸湿性を持ちながらも、水分を奪いすぎない繊維構造をしています。
研究では、こうした性質が、髪の過度な乾燥を招きにくい要因のひとつになると考えられています。

日常的に髪が触れる素材が、水分を必要以上に吸ってしまわないことは、髪のコンディションを保つうえで重要なのです。

理由③|静電気が起きにくい

静電気も、髪のダメージの原因のひとつです。
特に乾燥した環境では、髪が広がったり、絡まりやすくなります。

静電気は、髪と素材が触れて離れるときに、電気が一方に偏ることで生じます。
この偏りが大きいほど、髪同士が反発し合い、まとまりにくい状態になります。

シルクは表面がなめらかで、髪とこすれ合うときの摩擦が少ない素材です。
摩擦が少ないほど、電気の偏りも起きにくくなります。

また、シルクは周囲の湿度とバランスを取りやすい性質を持っています。
乾燥しすぎた状態になりにくいため、静電気が起きやすい環境をつくりにくいのです。

その結果、髪同士が不必要に反発することが少なくなり、広がりや絡まりを感じにくくなります。


シルクが髪にいいと言われる理由は、髪に何かを足すからではありません。
毎日の中で起きている摩擦や乾燥、静電気といった刺激を優しく和らげてくれる素材だからです。

ヘアケアを増やさなくても、習慣を大きく変えなくても、髪に触れるものを少し見直すだけで、手触りやまとまりは変わります。たとえば、髪に直接触れる時間の長いものから、
結ぶ、ほどくという動作の中で使われるアイテムは、素材の違いが積み重なりやすい存在です。

celebrate with のシュシュは、22匁のシルクを100%使用しています。
なめらかで、ほどよい厚みのあるシルクは、結ぶときも、ほどくときも、髪に余計な負担をかけにくい素材です。
また、さっと髪をまとめるだけで、洗練されたレディな雰囲気になるようにシルエットも計算しています。

毎日の生活の中で、無理なく、自分に優しくできる選択を。
まずは髪から、シルクのある日常を。

 


 

※本記事は以下の研究知見をもとに構成しています。

  • Study on the Structure and Properties of Silk Fibers — シルク繊維の吸湿性・物性についての分析(2024)

  • Silk Fibroin as Sustainable Advanced Material — シルクフィブロインの物理化学特性レビュー(2023)

  • Investigation of the Structural Changes in Silk Due to Tin Weighting — シルク構造の変化と性質(2024)

  • Cilveli et al., Electrostatic Properties of Clothing Fabrics — 繊維素材の静電気特性比較(2020)